使い捨て水中デジカメ「エコデジモード」
「水中デジカメ 1980円」の記事でご紹介した写真が出来てきました。
撮影場所は西表島で、シュノーケリング中に撮りました。
ツノダシ
ヒフキアイゴ
ルリスズメダイの群れ
ある程度大きさがある個体を撮影した時は良いのですが、小さい個体の場合は近くに寄らないと厳しいようです。
また、近くによるとピントが合わないことや、シャッターボタンを押してからシャッターが切れるまでのタイムラグも気になりました。
液晶モニターがあるのですが、撮影後の確認用限定なので普通のコンデジのような撮り方が出来ず、ファインダーを覗かなければならないことも、マスクを付けていることから除きにくく不便さを感じました。一眼デジカメでいう「ライブビュー機能」が必要だと思います。
このデジカメはストロボもついているので使ってみたのですが、水中でストロボを使うと画面が真っ白な写真しか撮れませんでした。
おそらく、水中ではケース内でハレーションを起こしているものと思います。
撮影後、モニターに映し出された写真を10秒以内ならキャンセル出来ます。
キャンセルしなければ保存され、50枚撮影出来ます。
1枚撮影後、すぐに次のコマを撮りたくても10秒待たないと撮れない不便さもありました。
「1980円で水中デジカメ」は価格的には手頃ですが、今のところ購入したお店でしか現像に出せないことの不便さや、写真の同時プリントと同じく全てのコマをプリントしなければならない点で、不必要な写真に余計なお金がかかってしまいます。
50枚撮りなので、1枚40円として2000円もかかります。(データCDがついてきます。)
「エコ」ということでボディにリサイクル品を使っていることは評価出来るのですが、同時プリント限定だとピンぼけ写真やタイミングがずれて魚がいない写真までプリント化&購入することになり、エコに反する気がします。
1980円の基本料金でデジカメのデータだけをCD化してもらえれば、必要なコマだけを後からプリント出来るので、無駄がないし、無駄がない分エコだと思います。
今回は試行販売だったようで、今後改良されて一般販売化されるかもしれませんね。
ちなみに
試行販売は完売だそうです。
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