無人雑貨販売車

nimo

2008年09月07日 09:46

川平湾に向かう途中、凄く目立つ黄色い「無人販売」と書かれた車が進行方向右側にとまっていました。
確かに無人で、お客さんもいない状態だったのですが、とりあえず小浜へ渡る船の時間のこともあるので、川平湾に先に向かい帰りに立ち寄ることにしました。



これだけ派手な車がポツンとおかれているのも不思議な感じでしたが、「無人」という部分で気軽に立ち寄ろうという気持ちにさせてくれます。

駐車場はありませんが、この車の脇に乗用車なら3台程度おくことが出来るスペースがありました。



行きは表示通り「誰もいない店」だったのですが、帰りに立ち寄った時は写真のようにお客さんが多く、車の中にはいるのも大変なくらいでした。
(実際、私は中には入っていません。)

無人販売で売られているものは、貝殻や貝殻で作ったアクセサリー、藻玉を使ったアクセサリーなどのようでした。
(何分、車内には入っていないので・・・・。)





よーくみると、上の写真の中央にメッセージ文がありました。



「この店を継いでくれる人いませんか?
この度老いた親の介護のため和歌山に行きます。・・・(途中要約)・・・5年近く全力投球でやってきたこの店を閉めてしまうのは忍びなく、意思を継いでこの店を継いでくれる人がいればうれしい。」

そしてその下にはお店のあり方として「・・・・立ち寄られた方がやさしい気持ちをとりもどし、元気になって帰ってもらう」などと、連絡先と共に書かれていました。

このお店の運営を考えると、儲けを考えるより、ボランティア的な面が強いお店なのかもしれませんね。
今後、この無人販売車がどうなるか、気になるところです。


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