ETCの驚くトラブル!
ある有料道路の料金所でのETCトラブルのお話。
そこは上下線のETCレーンが隣にあるような小さな料金所で、普段から時々利用している料金所だった。
10月中旬、いつものように自宅を出発後すぐにETCカードを機械に挿入し、いつも通り上り線の料金所を通過した。
通過時はいつも電光掲示を見ているのですが、通常は「減速20km以下」「料金○○円」などの表示が出るのに、この時は普段と異なり「STOP停車」「バックしないでください」のような表示が出ました。
まさか?と思いブレーキを踏むと、やはりバーは開かず、バー直前で停車しました。生まれて初めてのETCの開閉バーが開かない現象を経験しました。
すぐ後ろに車がいたので、追突されずに良かったと安心しながら、係員に連絡する手段を探していると、すぐに係員側からインターホンを通じて連絡が入り、車のところまで来てくれました。
私:「いつも通りにETCカードを入れているのですが・・・、原因はなんでしょうね?」
係員:「よくわかりませんが、カードを直前に入れたりしていないんですよね?」
私:「はい、家を出た直後に入れてます。エラーメッセージも出ませんでした。」
係員:「タイミングが悪いなどの、何かしらの通信エラーかもしれませんね・・」
とりあえず、ETCカードを係員に渡して精算をして、料金所を通過しました。
この後、すぐに別の高速道路に入ったのですが、通常通りにETC走行出来ました。
(また開かないんじゃないかとドキドキでした!)
ここまではETCトラブルの良くある話なんだと思います。
何かしらの通信エラーと思っていました。
しかし、気になって以前使っていた「ハイカ・前払残高管理サービス」のサイトから、利用履歴を見てみたら・・・・
10月17日朝7時58分と朝8時ちょうどの2回、同じ料金所で課金されていました。
なーんだ、バーは開かなかったけど、料金はきちんと引かれていたんだ!と納得し、8時の係員による課金と二重徴収になってしまっていることを、この道路を管理するNEXCO中日本お客さまセンターに電話しました。
ETCカードの番号や、車のナンバーなどとその状況を告げると、後日返事が来るというので待っていると、翌日にはその問題の料金所から電話がありました。
係員:「お調べしたところ、お客様は下り線の料金所を7時58分に出た後、2分後の8時に上り線に乗られています。」
私:「えー! 絶対にそんなことはありません!」
全くでたらめな記録を言われたため、久しぶりに頭に来てしまいました。
係員:「記録上はお客様は下り線を出て、すぐに上り線に入ったことになっています。」
私:「絶対にそんなことはないので、きちんと調べてください。Nシステムなどを調べれば、どこを通過したかわかりますよね? たった200円の料金を踏み倒すような嘘は言いません!」
係員:「それでは関係部署と相談して、後日ご連絡・・・・」
なんとなく、今回の通信エラーがわかってきました。
最初に上り線のETCレーンを通過したとき、原因はわかりませんが下りのETCレーンとの無線通信が反応したと想像出来ます。だから、上り線のETCバーが開かなかったことも納得出来ます。
これって、凄いETCトラブルだと思います。きちんと原因を突き止めてもらわないと、再び同じようなことが起きると思います。
問題提起として、この様なトラブルがあったことを記録として掲載しました。
もしかしたら、他でも起きているかもしれません。
私の場合、料金の確認をしたので判明しました。
ETCカードを正規に挿入してバーが開かなかった時には、料金の二重課金になっていないかどうか?の確認が必要そうです。
ちなみに今回のトラブルでは、原因は突き止められていないようですが、私が強く言ったからか返金されることになりました。
返金の状況は以下の通りです。
10月31日に「調整」という形で、利用した料金所名で「-200円」課金されました。
今年一番驚いた出来事でした。
ちなみに200円の返金を受けるために、電話代が100円程度かかりましたので、結局は損をしてしまいました。困ったものです。
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